皆さんこんにちは、日々楽しく釣り出来ていますか?
エギングを年中やっているmorishinです。
今回は、発売直後からずっと使い続けてきたエギングロッドのレビュー記事になります!
このロッドを使ったエギング釣行日数は、5ヵ月ほどで100日強といったところでしょうか。
釣り上げたアオリイカは200杯弱ではないかと思います。
漁師としては少ない水揚げなので、もう少し頑張らないとですね ^^;
レビューするロッドは、
【SHIMANO SephiaXRシリーズ】より
「セフィアXR S86ML-S」です。
「セフィアXR S86ML-S」はどんな人に適したロッドか?という結論から言いますと、
”これからエギングを始める方”よりも、”ある程度エギングをしたことのある方”で
- さらに専門性のあるテクニカルな釣りを楽しみたい!
- スレイカをもっと攻略したい!
- フィネスエギングを極めたい!
という人向けなエギングロッドになります。
「セフィアXR S86ML-S」
公式ではテクニカルオールラウンドと謳われていますが、
その実際はどうなのか、
ソリッドティップという部分にも触れながら、
正直な使用感を詳しく紹介しようと思います!!
新しい相棒にテクニカルなロッドをお探しのそこのあなた!
最初に言っておきますが、かなりおすすめですよ!!
セフィアXR S86ML-S エギングロッド実釣レビュー
製品詳細
まずは簡単にスペックから
Sephia XR S86ML-S
- 全長= 8ft6in (2.59m)
- 継ぎ= 逆並継方式
- 継数= 2
- 仕舞寸法= 133㎝
- 自重= 100g
- 適合エギサイズ= 1.8-3.8(号)
- 適合PE= 0.4-1(号)
セフィアXRの使用感
長さは操作性、遠投性能ど真ん中の8.6ftで自重は100gです。
100gの数字だけで見ると他にも軽い竿はありますが、
シマノの優れているバランス設計により使用感は数字より明らかに軽いです。
ソリッドティップ搭載 + ミディアムライトパワー
素材はスパイラルXコア、従来のスパイラルXよりもネジレ、つぶれに対しての強度をアップしています。
「ML」表記なのでパワーが・・・と思うかもしれませんが、
2キロクラスのイカに対してもパワー不足を感じることはまったくありませんでした。
むしろハリが強く、粘りのあるベリー~バット部のおかげでイカとのファイトをパワーのあるロッドより楽しめる感じがします。
ハッキリ言って「セフィアXR S86ML-S」のバットパワーは半端ないです。
3キロクラスのネリゴくらいまでなら、このロッドで対応できるんではないかと感じています(笑)
機会がありましたら、このロッドでネリゴをねじ伏せてみますね!
実験結果を乞うご期待!!笑
注目のカーボンモノコックグリップ&ソリッドティップ
SHIMANOの売りでもある、カーボンモノコックグリップを搭載しているため感度面での情報伝達力は素晴らしいものになっています。
さらに、「セフィアXR S86ML-S」はソリッドティップを搭載したモデルです。
キャスト時に手首を使った投げ方をしていると破損する可能性があるなど、
若干専門性のある素材ですが、
今回のSephia XRのソリッドモデルにはタフテック∞(インフィニティ)という技術を採用していて、
今までのソリッドティップを遥かにしのぐ強度を達成しているため、使用に関しても安心できるロッドになっています。
ソリッドティップの特長
このソリッドティップの最大の特長は、
エギングにおいて重要な水中の情報収集能力がチューブラーティップをはるかに上回るという点です。
しなやかなティップで少しの変化にも反応するため、重さの抜け、その反対の重さが加わる、
などのイカ特有のモゾっとしたあたりもしっかりと釣り人に伝えてくれます。
ナイトゲームなど釣り人の視覚が限られ、情報を得難い場面や、
穂先のわずかなアタリを取りに行くような釣り方をするときはかなり役に立ちますし、
他にも、エギをイカのいるところまで潮の流れに乗せて運んでいく
通称「ドリフト釣法」においてもその操作性を発揮してくれます。
3号エギ・3.5号シャロータイプエギと相性抜群
張りのあるチューブラーティップと違って、エギが必要以上にハネすぎない為、
スレ気味のイカや、神経質な春の大型イカへのアピールは抜群にしやすいです。
シャローエリアでの釣りでは、限られた水深でイカにアピールをしなければいけなくなりますが
先ほど書いたように、
必要以上にエギが動かず、繊細なアピールをすることが出来るため
シャロ―タイプのエギと、とても相性が良く
特にサイトフィッシングにおいては上記特性を生かしてチューブラーティップ以上の圧倒的強さを感じます。
しかし、
- 水深のあるエリア
- 流れの速いエリア
- 重いエギを使用する際
などは、アクション時(シャクリ)にソリッドティップが力を吸収してしまうため、
ハネ上げなどの大きくエギを動かすアクションはし辛く、
チューブラーティップの方が使いやすいと思います。
こんな人にオススメ!!
チューブラーティップは操作性においてバランスが取れた設計をしているのに対し、
その荷重感度に特化したものがソリッドティップといった感じです。
そのため、”これからエギングを始める方”よりも、”ある程度エギングをしたことのある方”で
- さらに専門性のあるテクニカルな釣りを楽しみたい!
- スレイカをもっと攻略したい!
- フィネスエギングを極めたい!
という人向けなエギングロッドになります。
まとめ
今回は”SHIMANO SephiaXR S86ML-S” を紹介させていただきました。
実際にソリッドティップを使用するまでは、使いにくい、壊れやすいと毛嫌いしてきた部分がありますが、使用してみると自分の武器が増え、いろんな状況に対応できるようになったように思います。
まだまだエギングロッドには種類がありますが、いろいろ試してみてもいいなぁと思うきっかけをくれたロッドです。
「セフィアXR S86ML-S」を皆さんに是非お勧めしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとございました。
2022年もっともオススメなエギングロッド「セフィアXR」を徹底解説!
セフィアXRは2021年秋にシマノが発表したエギング専用モデル「セフィア」の新シリーズです。
ショア・オフショア、シャローからディープまで、エギングをフルで楽しむために幅広いモデルを取りそろえたのがセフィアXR。
セフィアXRについて徹底解説していますので、ぜひご一読ください!!