どうもエギング漁師morishinです。
今回はダブルハンドルについて考察してみたいと思います。
私はセフィアCI4+ C3000SHGを購入時からしばらくはシングルハンドルを使用していたのですが、特に不満を感じることもありませんでした。
だけどですね、釣り友の中にエギングにはダブルハンドルが絶対に良いと豪語するものがいたり、釣りメディアでもダブルハンドルを使用している方が多くいたりと、ダブルハンドル信仰が頭にこびりついてきたのです(笑)
それならばと、ダブルハンドルを調達し、実際に自分で使用してみることにしました。
シングルハンドルの特徴
まずはシングルハンドルについてのメリット・デメリットをまとめてみましょう
メリット
- 自重が軽い
- 止める、動かすなどの、繊細なアクションが付けやすい
- 素早くハンドルを操作をすることができるので、ラインスラックを回収しやすい
- 巻き合わせの動作がやりやすい
- ハンドルノブを大型に交換できる
- パワーファイト向け
デメリット
- ハンドルノブの自重で勝手にハンドルが回ってしまう
- ハンドルの上りと下りで力加減が変わるのでスローリトリーブが難しい
- ダブルハンドルに比べて繊細な釣りには向かない
ダブルハンドルの特徴
ダブルハンドルはエギング用として使われている方が多いように思います。
次はダブルハンドルについてのメリット・デメリットをまとめてみましょう
メリット
- ハンドルノブ間の重量バランスが50:50のため、回転にムラがない
- 重量バランスが変わらないのでスローリトリーブでも一定のスピードを維持しやすい
- 繊細な釣りに向いており「食わせ・乗せ」的なアタリが獲りやすくなる
- ハンドルが自重で勝手に回らない
デメリット
- 自重が重い
- 慣れていないと、指で摘まんでいない方のハンドルノブに手が当たってしまう
- ハンドルノブの大型化には向かない
リール、ハンドルの基礎知識
ハンドルの重量
軽いほど感度が良いとされ、またリールボディとのバランスも崩れにくい。
カスタムハンドルはデザインも抜群に良いですが、超軽量を売りにしたものもあります。
最近人気なのもうなずけますね。
ハンドルの長さ
短い
メリット:リトリーブの感度が高くなるので、スローリトリーブに特化
デメリット:巻き心地が重く感じる
長い(ロングハンドル)
メリット:巻き心地が軽く感じ、パワーファイトや高速巻きに向いており、ルアーの回収スピードでも有利
デメリット:自重が重くなる
エギングにはダブルハンドルが適しているのか?
私は長年シングルハンドルのみを使用してきましたが、今回初めてダブルハンドルを採用してみました。
シングルからダブルハンドルに変更してみて感じたことをまとめてみたいと思います。
重さについて
私の場合はセフィアCI4+ C3000SHGをベースにダブルハンドルへ交換しました。
セフィアCI4+のハンドルはシングルとダブルとで10g程の違いしかありません。
ハンドル単体で持った感じでは10gの差を感じましたが、実釣で使ってみた感じでは、ほとんど重量の差を感じることはありませんでした。
ダブルハンドルの操作性
ハンドルノブ間の重量バランスが50:50のため、回転にムラがない
というのがダブルハンドルの利点ですが、エギングにおいて回転ムラがあろうがなかろうがあまり関係ないのではないかと感じましたね。
シングルハンドルみたいに自重で勝手に回ってしまうということはなくなりましたが、私のエギングではラインスラックを多めにとるので、ハンドルが半回転したところで餌木の操作に支障がでることはないです。
エギングにおいてスローリトリーブをすることもないのでダブルハンドルのメリットをイマイチ生かすことができません。
私がもっとも気になった点は
慣れていないと、指で摘まんでいない方のハンドルノブに手が当たってしまう
です。
シングルハンドルでの竿さばきに慣れてしまっているので、ロッドをシャクるにしても、高速回収するにしても、指で摘まんでない方のノブが手に当たってとにかくストレスを感じます。
ダブルハンドルに慣れていない人はハンドルが手に馴染むまではかなりのストレスを受けるでしょう。
まとめ
私なりのダブルハンドルの総評は
- 慣れていないと、指で摘まんでいない方のハンドルノブに手が当たってしまう
これに尽きます。
エギングではダブルハンドルがもてはやされていますが、必ずしも必要なものではないでしょう。
人気がある=絶対に良いモノ
ではないと今回、記事を書きながら認識しました。
今回はダブルハンドルについて酷評するような内容になってしまいましたが、現在使用しているダブルハンドルをシングルハンドルに戻すことは考えていません。
なんか使いこなせないのも悔しいので17セフィアCI4+ C3000SHG(改)を使用している間はダブルハンドル修行を続けていこうと思います(笑)
もし今後、ダブルハンドルの優位性を感じることができるようになったら、記事を更新したいと思います。
今回、使用したリールはこちら
・17セフィアCI4+ C3000SHG