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(漁師の視点) 2021秋イカの釣り方。秋エギングのおすすめ攻略法

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どうも!エギング漁師morishinです。

全国的には秋といえば子イカのシーズンですね。
好奇心旺盛な子イカを比較的カンタンにキャッチできるので、これからエギングを始めたり、まだイカを釣ったことがないような人には文句なしの時期と言えるでしょう。

今回は、半職半趣味でこれまでエギングをやってきた漁師morishinが秋イカ攻略法を徹底解説していきます!

ぜひこの記事を参考にしてアオリイカを釣りまくってください!

 

秋は早生まれの成長したイカ、居残りの親イカが混在

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地域差はありますが、秋は子イカが多いものの、秋のキロクラスのイカも混じります。

特に長崎県北部は1年中産卵している地域もあり、早生まれの成長したアオリイカ、居残りのこれから産卵する親イカが混在していて、秋シーズンでも大型が出る可能性を秘めています。

 

秋イカを効率良く釣る

秋イカにベストな状況とは

日中であれば、快晴無風ベタ凪、そして水の透明度が高いと地形の変化もわかりやすいため、イカの反応が見やすいので好条件と言えます。

9〜10月は水温が22度前後。
アオリイカの適水温に近いので、入門にも最適なシーズンであり、イカの数が多く、ポイント全体に広く散っているので釣れる確率も高いです。

秋は広くイカが分布。シャローでも潮通しの良いエリアならいる

秋は生まれたての新子イカが多い季節であり、シャローエリアからディープエリアまで広くイカがいます。

シャローではイカが多くて見える状態で釣りができます。イカの反応を確認しながら釣りができるので、誰でも釣りがしやすいエリアでしょう。

 

秋イカが釣れやすい場所の条件

秋イカ釣りで重視すべきポイント選びは、
潮の流れが良かったりベイトが多いことです。

さらに良い条件を付け加えるとすると、地形変化。
海藻やブレイク、消波ブロック、捨て石といったカバー障害物周りです。

イカは回遊してきて、障害物に付きます。
そのため、障害物が複合的に重なる場所ほど釣れる確率が上がるのです。

 

覚えておきたい秋イカ釣り方のキモ

効率良く、やる気のあるイカを獲る!

最初に狙うべきポイントは、だいたい水深が4〜5mくらいでボトムが見える場所です。

砂地ではボトムまで落としますが、下が岩だったり捨て石などの根掛かり必至ポイントであれば着底はさせないほうが良いです。
中層、あるいはボトム付近から4回くらい跳ね上げていきます。

エギを浮かせた後は、カーブフォール。
フリーフォールよりも移動距離が出て、チェック時間が短くできるうえ、アタリもラインテンションがかかっているので取りやすくなります。

キモは、なるべくアピールのあるアクションで、広い範囲をチェックすることを意識すること。

遠目からでもイカがエギを発見しやすくなります。

遠くから反応してきたやる気のあるイカをぽんぽん釣っていくほうが秋は効率が良いです!

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秋のデイエギング

秋イカは昼間でも釣れるのか?夜じゃないとダメなのか?と心配されている、あなた!

12月まではデイエギングでもアオリイカは釣れる!

12月までは日中で釣れるので安心してください!

日中は見えるエギにイカが寄って来るのを確認しながら釣りができるので、不安感を持たずに釣りができます。
これは秋エギングの好条件の一つですね。

 

3つの技を加えて釣果アップ!

技① ダートで追ってきているか?フォールが効くか?
イカの反応次第で誘い方を変えていく

ダートに反応が良くても、、、水面かボトムか?

エギをダートさせる場合、水面付近までのダートが良いのか、ボトム付近でのダートが良いのかなど、反応の違いを試してみましょう。

いろんなダートを試して、一番反応の良いアクションを探し出していけば釣果はさらに上がるはずです。

カーブなのか?フリーなのか?
速いか遅いか?

ほぼ全てのアオリイカはフォールでスーっと寄ってきます。
しかし、カーブで反応が良いのか、フリーなのか?
または速いフォールに良い場合もありますし、遅いほうが良い場合もあります。

そういったイカの反応の違いをみて、その日のパターンを探っていきましょう。

 

技② エギの動きを止める

ボトムで止めるのもアリだが、水面ギリギリで止める技も効く!

ダートでもフォールでも反応しない場合は、エギを止めるのが効果的な場合があります。

どちらもイカがベイトを追い詰めて喰うという習性を利用した技です。

 

技③ エギのカラー

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派手系と地味系とを分けるだけではなく、少しだけ変えるのが良い場合もある

エギのカラーは派手系、地味系と大きく分けますが、イカが反応した場合はどこかが正解だった可能性があります。

そこで大きくカラーを変えるのではなく、下地だけ変えたり同系統で少しずつ変えていくと抱く確率がアップすることがあります

 

秋イカにおすすめなエギのサイズ

秋イカ狙いのエギのサイズは

  • 2.5号
  • 3.0号
  • 3.5号

の3種類がメインになります。

秋イカは子イカが多く、ベイトも小さいものが多いため、小さめのエギを使いたくなりますが、一概に小さいエギが釣果アップに繋がるとは言えません。

なぜなら、子イカやベイトのサイズに合わせてエギを小さくしても、反応はするけど抱くに至らないということが頻繁に起こるからです。
小さいエギで釣れないからと3.5号に戻すと、さっきまで釣れなかったイカがいとも簡単に釣れるということは珍しくはないんですね。

なので秋エギングでは、子イカがメインターゲットであっても3.5号のエギはしっかりと準備しておいてください。

漁師のエギングパターン

3.5号のエギの使いどころ

私が秋イカ狙いでエギングをする際は、まずは3.5号のエギからスタートします。

この時、イカの活性が高ければ新子サイズでもバンバンアタックしてきますので、なんの迷いもなく釣果を伸ばすことができます。

3.0号のエギの使いどころ

3.5号のエギで何の反応もなかったり、イカが追っては来るけど抱かないというときには、3.0号のエギにサイズダウンします。

イカが追っては来るけど抱かないという状況のときは3号のエギにサイズダウンするとだいたい釣ることができていますね。

2.5号のエギの使いどころ

2.5号のエギを使うのは3号のエギを一通り使って、イカがスレ始めた時です。
先行者が数人いた場合などは最初から出すこともありますが。

基本的に2.5号のエギはアピール力が弱いため、イカを寄せることができません。
ですので、スレたイカを釣るための切り札として、最後まで取っておくことをオススメします。

 

秋イカにおすすめなエギ3選

秋エギングにおいて、秋イカ釣りの基本を押さえたところで、オススメのエギを紹介していきたいと思います。

今回は、わたしが普段からメインで使用している高実績のエギをピックアップしていますので、ぜひ使ってみてください!

エギ王 ライブサーチ シリーズ

ヤマシタの人気エギシリーズ、エギ王ライブは左右へのキレのあるダートアクションが特徴です。
左右へ大きくダートするので、エギが手前に来にくく、移動距離を抑えてシャクリ回数を増やすことができます。

イカがもっとも聞き取れる周波数のサウンドに設計されており、障害物に隠れたイカも誘い出せますし、活性が高いイカに対してラトルとキレのあるダートで釣っていけますので、秋イカにピッタリなエギと言えます。

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EZ-Q キャスト 喰わせ シリーズ

パタパタフットとウェーブモーションボディからライブリーな波動を発生して、よりルアーライクなアピールでアオリイカを魅了するモデルの「喰わせ」バージョン。

スローフォール+足ヒレという組み合わせは実はかなりイカに効きます!
スレたデカイカにも効くというのも強みですね。

オートマチックにイカが釣れるエギでもありますので、初心者に絶対持っていて欲しいイチオシのエギです。

 

【キーストン】エギシャープ 3.8号V1

エギシャープの特筆ポイントは、糸フケをホワンホワンと動かすだけでもエギがアクションするくらいのレスポンスの良さと、糸フケがある状態でもイカのアタリがわかるという驚きの感度です。
このエギの特性はまさに唯一無二ですね。

キーストンのエギにはいろいろな特性を持ったエギがありますが、まずは
エギシャープのV0+ または V1
を使用してみてください。

 

おわりに。秋はサイトフィッシングを楽しんでみては?!

子イカだからこそ、サイトフィッシングができる

秋イカシーズンはコロッケサイズの子イカがメインとなります。

子イカは天敵となる青物や根魚などとの遭遇を避けるために、漁港やワンドの奥にある障害物周りの表層付近に、群れて棲息しています。

そのため、地上からでも発見しやすく、サイトフィッシングが可能なのです。

エギの動きやイカの動きを見ながら釣りをするといろいろな発見があるものです。

ぜひ皆さんも、この秋シーズンにサイトフィッシングでイカを狙って楽しんでみてください。