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エギングではソリッドとチューブラーどっちがいい?違いを徹底解説!

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感度最強=ソリッドティップは間違い!!

~購入前に読んでほしいソリッドティップとチューブラーティップの違い~

 

近年いろいろなジャンルの釣りで“ソリッドティップ”を搭載したロッドが販売されていますが、ソリッドティップって何なの?と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

よく聞くソリッドティップとの長所として“感度”が良い!と書いてあるのを見かけます。

購入する方々の中には、エギングでのアタリが中々わからず、感度が良いイメージの強いソリッドティップのエギングロッドを購入しようとしている方が多いのではないでしょうか?

 

しかし、ソリッドティップの感度には強みがある一方で弱みがあることも理解していますか?
今回はチューブラーティップとソリッドティップそれぞれの強みと弱みについて特徴とともに書いていこうと思います。

 

皆さんの閲覧いただきありがとうございます。

2022春イカのBIGBOSS討伐に失敗しそうな エギング.net ししまるです。

今年の大型は特に難しいような気がします(+_+)

 

それでは気を取り直して本題に入りましょう。

ソリッドティップとチューブラーティップの違い

ティップの形状について

エギング.net,エメラルダス

チューブラーティップ(写真上)

チューブラーという名の通り、チューブのように中が空洞になっているロッドの事を言います。

チューブ状に形成する必要があり穂先を細くするのに限界があり、ソリッドティップに比べるとやや太い形状をしています。

 

ソリッドティップ(写真下)

チューブラーと違い、中に空洞はありません。

チューブ状にする必要が無い為ロッドの強度を考慮した上で細く仕上げることが可能です。

 

アクションについて

チューブラーティップ

硬くて張りのある特性があるため、シャキシャキとしたアクションを得意とします。

流れの速いエリアや水深のあるエリアでしっかりとエギにアクションを伝える事はソリッドティップよりしやすいです。

 

ソリッドティップ

やわらかくしなやかな性質の為、キレのあるアクションには向いていません。フワッとしたアクションを得意とします。

 

感度について

チューブラーティップ

強くハリがあるため叩くようなアタリを取ることに長けています。逆に、引っ張るようなアタリを取ることを苦手とします。

 

ソリッドティップ

しなやかな性質上、引っ張るようなアタリを取りやすいです。叩くようなアタリはティップが吸収してしまうため取りづらい傾向にあります。

 

 

強度について

チューブラーティップ

同じ形状の素材を1本にしているため強度に優れています。

 

ソリッドティップ

エギング.net,エメラルダス

異なる性質のものを組み合わせて作っている為、力強くシャクリすぎると破損につながる可能性があります。

 

ティップの特性まとめ

エギング.net,エメラルダス

ロッドの特性をまとめてみましたがいかがでしょうか?

意外と知らなかったことがありませんでしたか?

形状に関してもそうですが、皆さんが一番落ちやすい落とし穴は感度面に関してではないでしょうか?

ソリッドティップは、チューブラーティップが苦手とする部分をカバーできている面では、感度に優れていると言えるかもしれませんが、叩くようなアタリは苦手なんです。

チューブラーティップは中が空洞になっている為反響することに長けています。そのおかげで叩くようなアタリはソリッドティップより取りやすいと思います。

 

私は、感度だけではなくアクションの事を考えると、どんな場所でも釣りを展開するという意味ではチューブラーティップに分があるように思います。

 

ソリッドティップを最大限活用するポイント

ではソリッドティップはどんなシチュエーションで活躍するのでしょう?

実際に使用してみて感じた使いどころをいくつかまとめてみました。

 

ナイト釣行

ナイトでは視界に制限がかかり違和感系のアタリがとても取りづらい傾向にあります。

そんな時にソリッドティップの荷重感度が生きてくると思っています。

チューブラーでは曲がりきれない細かい違和感もソリッドティップはしっかりと釣り人に伝えてくれます。

 

ハイプレッシャー時、スレイカ攻略

イカは居そうな場所だけど釣れない、そんなときスローな釣りを展開することで美味しい思いをしたことがあります。

スローな釣りを展開するうえでソリッドティップは強い味方になってくれます。

キビキビしたアクションを嫌うスレイカへのアプローチもしやすく、シャロ―タイプのエギを使用した抜けやハリのアタリが頻発する釣りでもしっかりとアタリを拾うことが出来ます。

 

潮に乗せる釣り(ドリフト釣法)

重みをしっかりと違和感として伝えることが出来るため、潮に乗せて釣るドリフト釣法ではかなり強みが生きてくるように思います。

潮の動きをティップで感じることで、潮から抜け出さないようにコントロールすることも容易くなります。

 

ソリッドティップを搭載した「セフィアXR S86ML-S」の徹底レビュー記事もご参考ください。

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まとめ

このようにソリッドティップが生きてくる場面は多く存在します。

釣り手側の操作の限界の先に興味がある方、よく行く釣り場でソリッドティップが生きてきそうな釣り場が存在する方にはぜひお勧めしたいロッドです。

手になじませることで今まで取れなかったイカと出会える可能性が大いに広がることは間違いないでしょう。

しかし、特性をしっかりと理解せず、感度面に注目してばかりで購入してしまうと思っているような釣りができないのでは?と思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

筆者プロフィール

 

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