今回はエギの種類(タイプ)について、初心者の方にもわかりやすく解説させて頂きたいと思います。
応用的な使用方法も書いていますので経験者の方も最後まで読んでいただけると幸いです。
ししまる です!
釣り歴は10年以上、エギング(アオリイカ)をメインでやっており、ブラックバス、青物(ジギング)歴も長くやっています。
皆さんは普段エギング釣行時にどのタイプのエギをメインに使用していますか?
フィールドの条件などにもよって変わってくるかとは思いますが、ほとんどの方はノーマルタイプのエギを使用しているかと思います。
そもそも、シャロ―タイプやディープタイプを持っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみに私が初めてシャロ―タイプのエギを手にしたのは事故によるものでした(笑)
いつものように釣具店にエギを購入に行った際にカラーだけで真っ先に手に取ってしまいタイプ表記を見ていなかったのです。ほんとに間抜けですね。
フィールドについて投げた時あまりに沈むのが遅くてびっくりしたのを覚えています。
知らない方もいらっしゃるかもしれませんので改めて説明しますと、
エギは一般的に
- ノーマル
- シャロ―
- ディープ
というタイプに分けることができます。
各社同じシリーズでそれぞれ販売していることが多いです。
ノーマル・シャロー・ディープタイプ餌木の特徴
ノーマルタイプのエギの特徴
沈下速度は平均3秒/m、各社の基準となるモデルです。
- 水深、場所を選ばずに幅広く使える。
- 初場所など状況が分からない時に使用する。
- 始めてエギングをする方にお勧め。
ノーマルタイプ おすすめのエギ
OWNER(オーナー) エギ ED Draw4
シャロ―タイプのエギの特徴
沈下速度は6秒/m
シャロ―タイプより更にフォールスピードの遅い、スーパーシャロ―タイプで8秒/mのものもあります。
- 藻場など障害物が多いエリアや浅いエリアで使用することで根掛かりを回避できる。
- フォール姿勢がスローで安定しているためノーマルタイプへの反応が悪い(スレている)時に使用する。
フォールスピードが遅い為、手返しが悪くなる。
シャロ―タイプ おすすめのエギ
ヤマシタ エギ王 K 3.5号 S シャロー
オーナー(OWNER) エギ Draw4タイブレイカー
ディープタイプエギの特徴
沈下速度は平均2秒/m
ノーマルタイプより沈下速度が速いモデル。
- 潮の流れが速いエリアで流れに負けず底を取ることができる。
- 早く沈む分手返し良く使うことが可能。
- 気温の低いシーズンなど深場にイカがいる時に使用する。
ディープタイプ おすすめのエギ
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王K 3.5 D
OWNER(オーナー) エギ ED Drawディープ
それぞれ一般的な特徴と使用方法を書きましたがいかがでしょうか?
何となく違いは分かりましたか?
シャロー・ディープタイプ餌木の使い分けかた
シャロ―タイプのエギの使いどころ
浅いからという理由もありますが、シャロ―タイプは沈下速度が遅い為、ラインが走った(アタリ)のが見分けやすいのも理由です。
特に春の大型のイカへはこのシャロ―タイプを良く使います。
先ほど説明欄に書いたようにフォール姿勢が安定し、ゆっくりと沈むためイカに抱かせる時間を多くとることができるためです。
ディープエリアでこれを行うのは至難の業ではありますが、シャローエリアやそこまで深くないエリアではぜひ試してほしいと思います。
ディープタイプの使いどころ
潮通しの良い藻場や、アオリイカの活性があまりに低い時や大型の春イカシーズンには藻の根の方でジッとしていることがあり、そう思った時にはシャロ―エリアでディープタイプを使用することがあります。
偏光レンズを使用し藻場の中のぽっかり空いたエリアにめがけてキャスト、底を取ったら軽くシャクリを入れます。
あとは、これでもか!というくらい放置。1-3分程放置することもあります。
もちろんディープエリアや、人より遠くへエギを飛ばしたいときにも使用することがありますが、ディープタイプは扱うのが難しいように思います。
その理由は・・・
- 底を取る回数が増えるためエギのロストにもつながりやすい。
- エギの沈下速度が速い為、イカが追い付けないことがある。
- エギを潮の流れに乗せてコントロールすることが難しい。
など、メリットもありますが、シビアなスキルを要求されるエギになります。
使いこなせたら一流と言ってもいいと思います。
私はもちろん完全には使いこなせていません(笑)まだまだ練習が必要です。
おわりに
今回はエギの種類について解説しました。
同じシリーズのエギでもタイプ別に使いこなすことで釣果が伸びることは間違いありません。
ノーマルタイプのエギをある程度使いこなせるようになったら、是非、他のタイプのエギにも手を伸ばしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
筆者プロフィール
ししまる’s article
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