皆さん閲覧頂きありがとうございます。
エギング.net ししまるです。
今年は特に短い梅雨を終えて、海のなかは夏模様へと変化していますね。
今回はいつもとテイストを変えて、“春イカの釣果報告”と題しまして実際の釣果とそこに結びつけるに至った過程を書こうと思います。
皆さんが普段釣りの最中に考えていることと照らし合わせていただいて、今後の釣行で少しでもプラスになる要因を見つけられればいいなと思っております。
春イカ攻略!!藻場と潮通しがキーポイント
2022年 九州北西部の春エギング総括
言い訳程度に捉えていただければよいのですが(笑)
今年は私がメインフィールドにしている九州北西部では大型のイカが例年に比べ極端に少なかったように思います。様々な地形のフィールドを釣り歩きましたが、なかなか大型の個体に出会えず、かなり苦労した春シーズンでした。
私はよく釣り場でお会いしたアングラーの方とお話しさせていただくのですが、今年は当たり年!と答えた方は居ませんでした。
そんな厳しい春イカシーズンだったのですが、私はランガンスタイルを中心に釣行しました。
個人的に回遊スポットで一日粘るような釣りが苦手な事もあるのですが、ここかな?と思うエリアに自ら足を運んで釣ることの喜びがたまらないからです。
それでは今年の春の釣行を何日かピックアップして紹介しようと思います。
【春イカ】九州北西部・長崎県平戸エギング釣行記
2022年 5月4日 ゴールデンウイーク・エギング釣行記
- 天気:快晴
- 気温:15℃
- 風:南南西3m
- 潮:中潮
- 場所:長崎県平戸地域の地磯
この日は冬の終わりのうちに藻がちらほら生え始めているのを確認していたため春にいいだろうと目星をつけていたポイントに朝一で入りました。
産卵を意識した親イカを狙います。
ポイントの写真をそのまま使うわけにはいかないので簡単に絵で説明するとこんな感じ。
※へたくそですいません。専門外の作業の為、大目に見てください(笑)
このポイントはエントリーにひと手間かかることもあり、普段からあまり人は見かけない為、春イカが居れば抱いてくるイメージが強いです。
しかし、藻に少々高さがあるためトレースコースに限りがありますし、シャロ―タイプ、もしくはスーパーシャロ―タイプのエギがないと満足に釣りをすることが出来ません。
この日も早々に600g程のイカがヒット、パラパラと同じくらいのが後に続きました。
藻場を堪能した後は沖のブレイクを狙っていきます。
ここのポイントの沖には島があり、その間を通っている潮の為、比較的潮が強く早く動いています。
そこでまず右側にフルキャストし、竿を立て気味にスローにフォールさせながら、沖の潮に乗せます。潮の重みをしっかり感じながら潮から抜けないようにコントロール。
そうこうしていると藻の張り出しているブレイク近くまでエギが流されていきます。
フワッとした動きをイメージしたシャクリを入れしっかりカウント。ボトムを取ってしまうと藻に絡まるためカウントは重要です。
また同じようにシャクリを入れフォールさせます。ここでラインに違和感、少しだけラインが張るようなアタリ。
すかさず合わせますが乗りません、フォローでシャクリを入れ、次のフォールでも同じことが起こりました。
脳内イメージではイカがちょんちょんしていて、抱くかどうか決め切らない感じ。
そこですかさずノーマルのエギに交換。カラーは同じカラーで行きます。
探るポイントを省略して違和感を感じたポイント付近へ、着水後すぐに表層付近で移動距離を抑えながら大きくスライドさせアピール。
海藻の生えていないスポットで一気にフォールさせました。
その読みが当たったのか、フォール途中でラインがフケるアタリが出ました。合わせると今度はしっかりと乗っています。
その重みは久々に感じるずっしりとしたいい感触でした。
上がってきたのは1,700gのいいサイズ。
考えに結果が伴うと、もう脳汁が止まりません(笑)
楽しい釣行となりました。
2022年 5月12日 GW明けエギング釣行記
- 天気:小雨
- 気温:19℃
- 風:北北東3.1m
- 潮:中潮
- 場所:長崎県平戸地域の地磯
後日同じポイントにて同じ釣り方で1,400gを釣りました。
この日は食い気に迷いが無く、ドリフトさせて藻の切れ目のブレイクでフォールを入れるとすぐに抱いてきました。
釣り方としてはこのポイントではこれがあっているように感じます。
このポイントは先にも書いたように背の高い藻が密集している場所です。
シャロ―タイプやスーパーシャロ―タイプのエギも必要になりますが、もう一つ重要なのが“偏光レンズ”です。
水中の藻の切れ目やフォールさせるポイントを見つけられたのも偏光レンズあってのこと。水中の情報が重要なエギングにおいてはマストなアイテムです。
偏光レンズなしだとモヤッと見える程度。
偏光レンズ越しにみるとハッキリと藻の輪郭が確認できます。
私が愛用している偏光レンズはzeque(ゼクー) モデル:JETです。
2022年 6月7日 晩春エギング釣行記
- 天気:晴れ
- 気温:20℃
- 風:東北東6.4m
- 潮:小潮
- 場所:長崎県平戸地域の地磯
この日は風が強く藻場をゆっくり狙う釣りが難しいと判断したため、風が少し避けられる位置にある地磯へ行きました。
この場所は前回のポイントよりも、さらに潮通しの良い場所であり、イカの回遊率も高いのが特長です。
さて、このまま恒例にしてしまおうかと思い始めました。へたくそな釣り場の図になります。
釣り場に到着してまず思ったのが「風うざっ!」いや、これでもマシなんですけど(笑)
沈み根があるため潮に乗せてふわふわやっていたら根掛かりは不可避。
仕方ありませんので沖から引っ張ってくるようなイメージで若干右側の沈み根にかぶる位でフルキャストします。
ボトムを取り足場に向けての駆け上がりを釣っていきます。
釣り開始から15分ほど“無”の時間が続き脳内ではこの後行くポイントを考え中。
ボトム付近着底ギリギリ位で「ヌッ!」とラインが引っ張られるアタリ。
800g程の良型をゲット!
スカリに入れ次のキャストも同じ場所で600gをゲット!
そこからはもう止まらない(笑)
今日の正解は沖に投げて右の沈み根の左端をかすめるコース。おそらくキツイ流れを回避するために沈み根と沈み根の間にイカが休憩にでも来ていて、同じように沖側から来たエギに飛びついているのでしょう。
あっという間に15杯 内キロアップ3杯!!!
こんなに同じ場所で数を釣ったことは無い為、ニヤケが止まりません。(笑)
職場でよく「イカがほしい」と言われるため多めに持ち帰ろうと10杯キープで納竿。
職場でも鼻高々の大満足の釣行でした。
春エギング釣行、おすすめエギ
写真で皆さんもお気づきかもしれませんが、私が使用しているエギはほぼすべて
「C’ultiva draw4」 というエギです。
以前の記事でも説明しましたが、操作性抜群でフォール姿勢も安定し、この日のような強風時でもしっかりとイカに抱かせることが出来ます。
めちゃくちゃオススメなので是非使ってみてください!!
カルティバ ドロー4を詳しく解説した記事はこちら↓
おわりに
今回は釣行レポートという事で、ほとんど私の記録用のつもりで書かせていただきました。
私は釣りの最中は仕事中よりも頭がフル回転しております。(笑)
ここに書いた事以外にも色々なことを考え時には当たり、時にはハズレそんなことを繰り返しながら日々釣りをしています。※もちろん坊主事もあります。
何も考えずに釣りをするのも良し、沢山色々考えて釣りを堪能するも良し!
やはり釣りは最高です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
筆者プロフィール
ししまる’s article
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