釣果が上がってきた中級者の中には、今のロッドに不満が出てきた人も多いはず。
ロッドのバージョンアップをすることで、様々なメリットが生まれるのは言うまでもありません。
初心者にもわかりやすい中級機エギングロッドの選び方
・エギングロッドを選ぶ時、注目するポイント
- ロッドの長さ
- ロッドの硬さ
- ロッドの重さ
まずは上記3つを詳しくお話していきます。
ロッドの長さについて
エギングロッドの長さは
- 8.3ft
- 8.6ft
※ftはフィートと読み、約30cmになります。
これらの長さのエギングロッドを選ぶとオールマイティーに使えます。
1年中使えるオールラウンダー(万能タイプ)を選ぶことによって、エギングに限らず他魚種の釣りにも応用できるのがポイントです。
エギングロッドは基本的に張りが強いので、”ライトショアジギング”や”ライトソルトゲーム”に応用することができます。
ファーストキャストエギング832ELで青物を釣って強度検証レビュー!
エギングロッドで青物を狙ってライトショアジギングをすることもできます。
こちらの記事も合わせて読んで参考にしてみてください。
8.3ftと8.6ftはオールラウンダーなので、良い相棒となるでしょう。
8.3ftは短い分、取り回しが良いので、扱いやすいです。
8.6ftは長さを活かした、遠投ができます。
ロッドの硬さについて
エギングロッドの硬さは
- M(ミディアム)
- ML(ミディアムライト)
これらの硬さのエギングロッドを選ぶとオールマイティーに使えます。
※ミディアムライトより、ミディアムの方が硬いです。
- ミディアムライトはエギ3~3.5号を投げたい人向け。
- ミディアムは4号を投げたい人向け。
上記のように、メインで使用したいエギのサイズによって、硬さを選びます。
ロッドの重さについて
ロッドの重さは軽ければ、軽いほど良いです。
同モデルのエギングロッドでも、長さによっては数グラムほど差があります。
軽量モデルは疲労軽減に繋がり、長時間の釣りでも長く楽しめます。
一日中、エギをシャクリ続けるのは大変ですが、中級機以上の軽いエギングロッドであれば腕や手首への負担を軽減してくれます。
もちろん釣果に繋がったのは言うまでもありません。
とにかく軽いロッドはおススメです。
予算別エギングロッド紹介
今回は選びやすいように予算別で分けて
- 8.3ft “M “または”ML”
- 8.6ft “M” または”ML”
のラインナップがある製品のみをご紹介していきます。
1万円台のエギングロッド
ダイワ エメラルダス X
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 105g |
83M | 113g |
86ML | 120g |
86M | 120g |
エメラルダスXは基本性能を押さえ、コストパフォーマンスに優れたエギングロッドになります。
ブレーディングXによる捻れ抑制、ハイエンドモデルにも使用されている、FUJI VSSリールシートを採用など、頼れるロッドになります。
エギングをやっている人なら、誰でも知っている「エメラルダス」
そのエメラルダスを、このプライスで手に入れられるのは大手メーカーならではです。
21エメラルダス X BOAT レビュー・ティップラン専用ロッドインプレ
エメラルダスXの使用レビュー記事もご参考ください。
シマノ セフィア BB
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 100g |
83M | 102g |
86ML | 104g |
86M | 107g |
セフィアBBはハイパワーXが進化し、捻れ抑制、パワーロスを大幅に軽減させています。
セフィアBB S86M実釣レビュー&インプレ|エギング入門に最適なロッド
セフィアBBを実釣レビューしている記事も参考になりますので、ぜひご一読ください。
2万円台のエギングロッド中級機
ダイワ エメラルダス MX
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 92g |
83M | 95g |
86ML | 95g |
86M | 95g |
エメラルダスMXは上位グレードに搭載されているテクノロジーを取り入れたモデルです。
捻れ防止最適構造”X45”のおかげで、しなやかでブレのない使用感です。
性能は妥協したくないし、予算は掛けれない。
そんな中級者~上級者向けのエギングロッドです。
【中級者向け】厳選ダイワ製エギングロッド5選
エメラルダスMXの詳細を取り上げている記事はこちら。ぜひ合わせてお読みください。
メジャークラフト エギゾースト5G
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 非公開 |
83M | 非公開 |
86ML | 非公開 |
86M | 非公開 |
エギゾースト5Gは思いのままにエギを操れる、本格エギングロッドです。
R360構造を採用することで、ロッドのブレを最小限に抑えることを徹底追求。
ティップ部分に軽量カーボンフレームSICガイドを採用したことで、ティップからバットまでのブレが減少しました。
(メジャクラ)クロスライド・XRS-862Eレビュー
メジャークラフト製品「クロスライド」は「エギゾースト5G」の上位機種になります。
こちらの記事をいますぐチェック!!
テイルウォーク エギスト SSD
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 107g |
86ML | 110g |
86M | 115g |
エギストSSDは軽さ、バランス、強度、感度の4つを高いレベルでまとめ上げた製品です。
本来であれば1つ突出させれば、1つ埋もれる。
その難題をクリアしたのが、このモデルです。
小さなイカの僅かなアタリもキャッチし、クラス最上級のフィーリングを具現化させたエギングロッドです。
赤字覚悟の製品開発努力ですね。
3万円台のエギングロッド 中~上級機
シマノ セフィア XR
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 99g |
86ML-S | 100g |
86ML | 100g |
86M | 100g |
セフィアXRは2021年秋にシマノが発表したエギング専用モデル「セフィア」の新シリーズです。
ショア・オフショア、シャローからディープまで、エギングをフルで楽しむために幅広いモデルを取りそろえたのがセフィアXRです。
スパイラルXを導入し、全身がムチのようにしなるので、軽い力でダートが可能になっているのが特徴の一つです。
重心がグリップ寄りなので、バランスが良く、クリアな感度を体感できます。
セフィアXR S86ML-S エギングロッド実釣レビュー|フィネスエギング最強ロッド説
セフィアXR S86ML-Sを徹底レビューしていますのでぜひこちらの記事もご覧ください!
ダイワ エメラルダス AIR AGS
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 82g |
83M | 87g |
86ML | 87g |
86M | 88g |
エメラルダスAIR AGSはダイワ史上最軽量モデルとなるエギングロッドです。
元々軽量モデルのAIRをさらに軽量化しました。
ただ軽いだけではなく、軽量高強度を誇るHVFナノプラス主材料として、捻れ防止のX45で補強。
軽量高剛性トラブルレスのAGSを搭載させることによって感度アップに貢献しています。
エアーセンサーグリップを採用したことで、手感度も向上。
4年間使い込んで見えた!!多魚種対応エメラルダスAIR.AGS74MHレビュー
エギングロッド「エメラルダスAIR AGS」で
- タチウオ
- 青物
- マダイ
を実際に釣ったレビュー記事がありますので、ご参考ください。
オリムピック ヌーボ カラマレッティ プロトタイプ
長さと硬さ | 重さ |
83M | 98g |
86M | 99g |
86ML | 100g |
ヌーボ カラマレッティ プロトタイプはスーパーカラマレッティの感度と操作性と、カラマレッテの軽さ、その2つを組み合わせたエギングロッドです。
最強強度を誇る東レのトレカT1100Gをメイン採用し、G-MAPS製法とクワトログラファイトクロスXXにより、捩れに強く、粘りがあります。
ヤマガブランクス カリスタ TZ NANO
長さと硬さ | 重さ |
86M | 99g |
カリスタTZ NANOは高レスポンスなブランク(竿の芯)を持つシリーズ最速の反発力です。
その上、シャクリ心地は軽快で、手首の負担も軽減されます。
ヒットした時は、しっかりと曲がってくれるので、イカの身切れを防ぐ、高性能エギングロッドです。
テイルウォーク エギスト TZ
長さと硬さ | 重さ |
83ML | 97g |
83M | 100g |
86ML | 100g |
86M | 105g |
エギストTZはチタンフレームとトルザイトリング搭載の最強エギングプロモデルです。
細身、感度、軽量性、バランス、感度の5つをまとめ上げ、ハイエンドに相応しいエギングロッドに仕上がっています。
ハイピッチジャークのロッドレスポンスは高評価を獲得するなど、ハードジャーカー対応モデルになります。
まとめ
今回紹介した、予算別ロッド10選、イカ がでしたでしょうか?
筆者のおすすめは
「ダイワ エメラルダスMX 86ML」です。
ブランド、性能、価格、デザイン。
エメラルダス特有のティファニーブルーにクリアを吹いたような綺麗なブルー。
最高の逸品だと思います。
メーカー、予算、ロッドの長さ、硬さ、重さで様々な特徴を見せるエギングロッド。
ロッド選びで、どれにしようか迷っている初~中級者の皆さん。
よかったら、今回の記事を参考にしてください。
合わせて読みたい記事